「魔法少女リリカルなのは」シリーズの放送順や映画作品、さらには最新の新作アニメやコミックの動向を一気に整理します。シリーズ初心者から長年のファンまで、“どれから観る?”“次は何が出るの?”という疑問に答えます。
2004年にテレビアニメ第1作がスタートして以降、続編・劇場版・スピンオフを経て迎えた20周年。今、シリーズは次なる展開=完全新作TVアニメへと動き出しています。
この記事では、<①放送・映画の順番(=“観る順”として参考に)>、<②各作品のポイント紹介>、<③最新情報として“新作プロジェクト”>を整理。これを読めば「なのはシリーズ」の全体像がつかめます。
この記事を読むとわかること
- 「魔法少女リリカルなのは」シリーズの放送順と映画展開がわかる!
 - 20周年記念で始動した完全新作『EXCEEDS GBV』の最新情報を紹介!
 - 各配信サービスでの視聴方法と初心者向けおすすめ順を解説!
 
① 放送&映画作品を観るならこの順番!
「魔法少女リリカルなのは」シリーズを初めて観る際に最も迷うのが、どの順番で観るのが良いのかという点です。
シリーズは2004年の第1期からスタートし、以降はテレビアニメ、劇場版、スピンオフと多岐にわたって展開されています。
ここでは、初心者にもわかりやすい「放送順」および「おすすめの視聴順」を紹介します。
テレビアニメシリーズ(放送順)
まずは、物語の基礎となるテレビアニメシリーズです。
放送順に並べると以下のようになります。
- 魔法少女リリカルなのは(第1期/2004年) ― 平凡な少女・高町なのはが魔法少女として覚醒する物語。
 - 魔法少女リリカルなのはA’s(第2期/2005年) ― 「闇の書」事件を軸に、友情と戦いが描かれるシリーズ屈指の人気作。
 - 魔法少女リリカルなのはStrikerS(第3期/2007年) ― 登場人物が成長し、SF要素が強化された新章。
 - 魔法少女リリカルなのはViVid(第4期/2015年) ― なのはの娘・ヴィヴィオを主人公にした次世代物語。
 - ViVid Strike!(2016年) ― スピンオフ作品として新たな視点を描いた意欲作。
 
この順番で視聴すれば、シリーズ全体の時間軸を自然に追うことができます。
また、キャラクターの成長や人間関係の変化をしっかりと感じられる点も大きな魅力です。
劇場版シリーズ(映画)
続いては劇場版作品の順番です。
劇場版は、テレビアニメ第1期・第2期をリメイクしつつ新作パートを追加した構成になっています。
- 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st(2010年公開) ― 第1期を再構築した劇場版。
 - 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s(2012年公開) ― 第2期をベースに新作映像を多数追加。
 - 魔法少女リリカルなのは Reflection(2017年公開) ― オリジナル新作として新たな戦いを描く。
 - 魔法少女リリカルなのは Detonation(2018年公開) ― Reflectionの後編で、劇場版完結編に位置付けられます。
 
映画はテレビシリーズの延長として楽しむことができるため、まずはテレビ版を観てから映画を視聴するのがベストです。
特に「Reflection」と「Detonation」はシリーズの集大成とも言える完成度で、ファンなら必見です。
おすすめの視聴順まとめ
シリーズを初めて観る方は、次の順番がおすすめです。
- ① 魔法少女リリカルなのは(第1期)
 - ② A’s(第2期)
 - ③ StrikerS(第3期)
 - ④ ViVid・ViVid Strike!
 - ⑤ 劇場版(The MOVIE 1st → 2nd A’s → Reflection → Detonation)
 
この順番を守ることで、作品の成長軸とテーマの変遷を最も自然に楽しむことができます。
また、途中の作品から観ても理解できるよう構成されていますが、やはり第1期から順に観ることで“リリカルなのは”という世界の深みがより鮮明に感じられるでしょう。
② 各作品のポイントまとめ
「魔法少女リリカルなのは」シリーズは、各作品ごとにテーマや雰囲気が異なります。
物語の進行とともに、登場人物の成長や世界観のスケールも拡大していくのが特徴です。
ここでは、それぞれの作品の物語のポイントと注目すべき見どころを紹介します。
『魔法少女リリカルなのは』(第1期)
2004年に放送されたシリーズ第1作であり、全ての始まりとなる作品です。
主人公・高町なのはが、偶然出会ったフェレット型生命体ユーノと出会い、魔法の力を得て戦いに巻き込まれていきます。
魔法少女作品でありながら、友情と戦いを軸にしたドラマ性の高さが当時大きな話題となりました。
なのはとフェイトの関係性は、このシリーズの象徴的なテーマでもあり、後の作品にも深く影響しています。
『魔法少女リリカルなのはA’s』(第2期)
第1期の人気を受けて翌年に放送された続編で、シリーズ屈指の完成度を誇ります。
「闇の書」をめぐる新たな戦いが描かれ、登場キャラの過去や心情が丁寧に描写される点が特徴です。
戦闘シーンの作画クオリティと演出の高さはファンの間でも伝説級と評されています。
また、フェイトやシグナムたちの生き様が印象的で、単なる魔法バトルアニメに留まらない感動作となっています。
『魔法少女リリカルなのはStrikerS』(第3期)
舞台は数年後に移り、なのはは成長した教官として登場します。
新世代キャラクターの訓練生たちがメインとなり、チームバトル形式の戦闘描写が導入されたことでも注目されました。
作品全体のスケールが拡大し、SF色・軍事色が強まった点が特徴的です。
この作品から、シリーズが「成長と継承」というテーマを強く打ち出すようになります。
『魔法少女リリカルなのはViVid』(第4期)
前作からさらに時間が経ち、主人公はなのはの娘・ヴィヴィオへとバトンタッチされます。
物語は「格闘技大会」を舞台にした明るくスポーティな展開となり、これまでとは異なる作風です。
親子の絆と成長がメインテーマで、従来の重厚なドラマ性とはまた違った魅力を持っています。
日常とバトルのバランスが良く、シリーズの新たな入口としてもおすすめです。
『ViVid Strike!』(スピンオフ)
「ViVid」の世界観を引き継ぎつつ、新キャラクター「フーカ」と「リンネ」の物語を描いたスピンオフです。
シリーズの中でも特にリアルな人間ドラマを描き、友情・葛藤・再生といったテーマが強調されています。
格闘シーンの迫力と心理描写の緻密さが高く評価され、ファンからも“意外な傑作”として支持されています。
劇場版シリーズの特徴
劇場版は、テレビシリーズのリメイク・再構築版にあたります。
特に「The MOVIE 1st」「2nd A’s」は映像美と音楽の完成度が非常に高く、初見でも理解しやすい構成となっています。
一方で「Reflection」「Detonation」は完全新作に近く、シリーズの総決算的な位置付けです。
キャラクターの成長・戦闘演出・音楽演出の三拍子が揃った、“劇場版ならではの迫力”が魅力です。
このように、それぞれの作品には独自の見どころとテーマがあります。
どの作品から入っても楽しめますが、シリーズ全体を通して観ると、なのはと仲間たちの歩みがより深く理解できるでしょう。
③ 最新&新作情報:20周年・完全新作プロジェクト
「魔法少女リリカルなのは」シリーズは2024年に20周年を迎え、今もなお進化を続けています。
記念プロジェクトの発表とともに、完全新作TVアニメの制作決定というニュースが大きな話題を呼びました。
ここでは、シリーズの最新動向と新作情報を整理して紹介します。
20周年記念プロジェクトの概要
2024年は「魔法少女リリカルなのは」シリーズにとって節目の年。
公式プロジェクト「Lyrical 20th Anniversary Project」が始動し、過去作の再放送や特別展示、コンサートなどが行われています。
特に注目すべきは、劇場版『The MOVIE 1st』『2nd A’s』のTV再編集版が放送されたことです。
これにより、新規ファンが改めてシリーズに触れるきっかけが増えました。
完全新作TVアニメ『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』
2025年放送予定として発表されたのが、『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』(略称:EXCEEDS GBV)です。
タイトルからも分かるように、“Gun(銃)”“Blaze(炎)”“Vengeance(復讐)”というキーワードが物語の軸に据えられています。
これまでのシリーズよりもダークでシリアスなトーンになることが示唆されており、ファンの期待は高まっています。
制作はおなじみの都築真紀氏(原作・脚本)とSeven Arcsが担当。
「StrikerS」以降で確立された世界観を継承しつつ、新キャラクターたちの戦いを描く完全新章となるようです。
公式ビジュアルでは、“新生なのは”を思わせるキャラシルエットも公開され、続報に注目が集まっています。
コミック版『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS』も始動
新作アニメと並行して、講談社の「水曜日のシリウス」にてコミック版『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS』が2025年4月より連載開始予定です。
アニメ本編と世界を共有し、登場人物や設定をより深く掘り下げる構成になると発表されています。
アニメ×漫画のダブルメディア展開はシリーズ初の試みであり、ファンの注目ポイントです。
放送時期・配信情報
『EXCEEDS GBV』の放送時期は、現時点(2025年10月)では「2026年初頭予定」と報じられています。
放送局や配信サービスについてはまだ公式発表がありませんが、ABEMAやdアニメストアでの同時配信が有力とされています。
また、キングレコード公式による20周年記念サイトでは、最新ビジュアルや関連イベントの告知も順次更新中です。
ファンイベント・新グッズ情報
20周年を記念して、全国で開催される「リリカルフェスティバル2025」では、歴代キャラクターの展示やライブイベントが予定されています。
さらに、田村ゆかり(なのは役)・水樹奈々(フェイト役)による特別ステージも決定。
新作アニメに向けて、ファンの熱が再び高まっています。
このように、シリーズ20周年を迎えた「リリカルなのは」は、過去作のリバイバルと新作展開を同時に進める動きが見られます。
原点回帰と進化を両立した“次なる章”として、『EXCEEDS GBV』がどのような物語を描くのか、今後の発表から目が離せません。
⑤ 見どころ&初心者に伝えたいポイント
「魔法少女リリカルなのは」は、単なる“魔法少女アニメ”の枠を超えた奥深い魅力を持つ作品です。
シリーズを通して描かれるのは、成長・絆・正義の在り方という普遍的なテーマ。
ここでは、初心者の方にも伝えたい「リリカルなのは」の見どころを紹介します。
① バトルの迫力と戦術性
「魔法少女リリカルなのは」の大きな魅力は、魔法戦闘のスピード感と戦略性にあります。
各キャラクターは「デバイス」と呼ばれる魔導具を操り、魔力・射撃・結界・近接戦闘といった異なるスタイルで戦います。
単なる力押しではなく、戦術・信念・覚悟のぶつかり合いとして描かれるのが特徴です。
特に「A’s」でのなのはVSヴィータ、「StrikerS」でのフェイトVSスバルの戦闘シーンは、シリーズ屈指の名勝負として語り継がれています。
魔法少女作品でありながら、“熱いバトルアニメ”としても高い完成度を誇ります。
② キャラクターの人間ドラマ
もう一つの見どころは、登場人物たちの心の成長と葛藤です。
主人公・高町なのはは、敵対する相手にさえ「助けたい」と手を差し伸べる優しさを持ちます。
その姿勢は、シリーズを通して多くのファンに支持されてきました。
フェイト・テスタロッサ、八神はやてといった主要キャラも、それぞれに過去の傷や使命を背負いながら前へ進みます。
戦いの中で築かれる“家族のような絆”は、シリーズ全体の温かさを象徴しています。
特に「A’s」以降のストーリーは感情描写がより深くなり、涙なしでは見られません。
③ 世界観の奥行きとSF的設定
「なのは」シリーズは、実は魔法×科学の融合世界を舞台にしています。
管理局・次元航行艦・時空管理法といったSF要素が設定されており、魔法少女+ミリタリー+異世界という複合的な構成です。
この世界観の厚みが、他の魔法少女アニメにはないリアリティを生み出しています。
「StrikerS」や「Force」では、技術進化や組織間の政治要素も描かれ、大人の視点でも楽しめる構成になっています。
シリーズを重ねるごとに、世界の広がりを感じられる点もリリカルなのはの醍醐味です。
④ 初心者へのおすすめ視聴順
初めて見る方には、次の順番がおすすめです。
- ① TV第1期「魔法少女リリカルなのは」:物語の原点。キャラの出会いと基本設定を理解。
 - ② 「A’s」:シリーズ最高評価の作品。ドラマとバトルの完成度が高い。
 - ③ 「StrikerS」:大人へと成長したキャラたちの物語。世界観が拡張。
 - ④ 劇場版「Reflection」「Detonation」:最新技術で描かれる再構成+続編。
 
この流れで観ると、キャラクターの成長を自然に追うことができ、“なのは”という作品の進化の軌跡を実感できます。
⑤ 新作『EXCEEDS GBV』への期待
2026年放送予定の『EXCEEDS GBV』は、新たな主人公と未知の敵勢力が登場する完全新章です。
都築真紀氏によるコメントでは「シリーズの原点と未来をつなぐ作品」と語られており、旧ファン・新規ファンの両方が楽しめる内容になりそうです。
これまでの魔法少女像を超えた、“覚悟の物語”としての展開に期待が集まっています。
「リリカルなのは」は、20年を経ても色あせない魅力を放ち続けています。
優しさと強さが共存する物語に触れることで、誰もがきっと、自分の中の“リリカル”を見つけることができるでしょう。
⑥ まとめ:20年を経ても輝き続ける“リリカルの魔法”
「魔法少女リリカルなのは」は、2004年の放送開始から20年以上にわたり、アニメ史に名を刻み続けてきたシリーズです。
その魅力は、バトルの迫力・人間ドラマ・深い世界観が三位一体となった構成にあります。
単なる魔法少女作品の枠を超えた、心に響く普遍的なメッセージを持ち続けていることが、長く愛される理由でしょう。
20周年を迎えた今も、「リリカルなのは」は進化を止めていません。
完全新作『EXCEEDS GBV』やコミック版の始動など、シリーズは新たなステージへと歩み始めています。
この展開は、過去を大切にしながら未来を切り開く、リリカルなのはらしい挑戦といえるでしょう。
また、再放送・配信の充実により、かつてのファンだけでなく、新世代の視聴者が再び魔法少女たちの物語に出会える環境も整っています。
今から観始めても遅くはなく、むしろ“今だからこそ”その魅力を再発見できる時期です。
シリーズの根底に流れるのは、「誰かを助けたい」「諦めない心」という純粋な想いです。
それは現代においても、そしてこれからの未来にも変わらない普遍のテーマ。
リリカルなのはの魔法は、これからも多くの人の心に光を灯し続けるでしょう。
あなたもぜひ、この機会に「リリカルなのは」の世界へ足を踏み入れてみてください。
20年の時を経てもなお、新たな感動と発見がきっとあなたを待っています。
この記事のまとめ
- 「魔法少女リリカルなのは」シリーズの全放送・映画・新作情報を網羅!
 - 20周年を記念して完全新作『EXCEEDS GBV』が制作決定!
 - TV・劇場版・スピンオフの正しい視聴順を丁寧に解説!
 - dアニメストアやU-NEXTなどで全シリーズを配信中!
 - 戦術的な魔法バトルと深い人間ドラマが魅力!
 - 初心者にもわかりやすい視聴ガイド&おすすめ順を紹介!
 - 20年経っても色あせない“優しさと強さ”の物語!
 - 新世代へつながるリリカルなのはの“次なる章”に注目!
 

  
  
  
  

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